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浜野水産(湘南丸)

更新日:2012年08月23日
掲載日:2011年12月14日

 

湘南の名店で、漁船「湘南丸」の網元。相模湾から水揚げされたばかりの新鮮な地魚やワカメを加工・販売しています。「釜揚げしらす」と「生しらす」はとくに人気が高く、午前中に売れ切れになることもあります。

外観風景

人気の理由


おすすめの品

湘南に来たからにはやはり「生しらす」という人も多いとは思いますが、食べやすさという点で「釜揚げしらす」の方を好む人も少なくありません。口当たりがやさしくて、身がふっくらしっとりとしていて、絶妙な塩加減(甘塩仕立て)。炊き立てのご飯との相性は抜群で、100gパックでお茶碗3杯くらいいけると思います。同じ料金を払っても、こんな贅沢な食べ方は、食堂やレストランではできません。

白飯によく合います
釜揚げしらす(340g)
釜揚げしらす(340g)

釜揚げしらすのお値段は以下のとおりです。

  • 100g(315円)
  • 170g(525円)
  • 340g(1,050円)

ちなみに、生しらすは以下のとおりです。

  • 150g(315円)
  • 250g(525円)

来店時のアドバイス


  • Facebookにて、その日の漁の状況などを発信してます。来店前にチェックしてみてはいかがでしょうか。 浜野水産のFacebookはこちら
  • 毎年8月27~28日はお休み(片瀬諏訪神社例大祭の為)
  • 江ノ電江ノ島駅から徒歩ですぐです。改札を出て線路と併走する路地を藤沢方面へ道なりに200メートルほどのところ。
  • 小田急片瀬江ノ島駅からの道順は、まずは駅前の橋を渡ってから、境川沿いに600メートルほど上流に歩いたところ。
  • 禁漁時期(1月1日から3月10日)は、しらすの取り扱いがありません。
  • 禁漁時期以外でも、天候や海の状態次第では水揚げが少ない(または無い)場合があります。
  • 持ち帰り時間にみあった保冷材をもらえます(時間によっては有料の場合あり)。簡易なクーラーボックスの持参をおすすめします。
  • 飲食店ではないのでイートインできませんが、海が近いので天気がいい日なら、しらすとビールでピクニックなんて最高です。
  • ハガキやFAX注文で地方発送もできます。お中元・お歳暮の時期は混むので、お早目のお申し込みを。

関連情報


湘南しらすについて少しご紹介。


禁漁期間の理由

相模湾のしらす漁は、毎年3月上旬~12月下旬の間のほぼ毎日あります。

しらすとは、イワシ(マイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシ)・イカナゴ・ウナギ・ニシン・アユなどの仔魚(※1)のことです。カタクチイワシ仔魚の割合がほとんどですが、船曳き網で一網打尽にするため、いろんな魚の仔稚魚が混じります。アユの稚魚を保護するために、1月1日~3月10日は禁漁期間と定められています。

(※1)仔魚(しぎょ)とは、発生学において稚魚の前段階のことです。仔魚→稚魚→未成魚(幼魚)→成魚。

栄養バランスのよい食材

しらすは、低脂肪で、良質なたんぱく質やカルシウム・鉄分などのミネラルも豊富な栄養バランスのよい食材です。また、カルシウムの吸収をよくするビタミンDや、タウリン・ビタミンB1なども多く含まれており、姿は小さくても栄養価の高い健康食品です。

(出典:浜野水産店頭で配布している冊子)

水揚げ当日に製品まで一気に加工

いったん漁獲されたしらすは傷みが早いので、水揚げ当日に製品まで一気に加工されます。加工方法によってその呼び名が変わり、例えば釜で塩茹でされたものが「釜揚げしらす」、それを天日干しにしたものが「しらす干し(※2)」。水揚げされたしらすをそのまま食べる「生しらす」は産地ならではの贅沢な楽しみ方です。「湘南しらす」は、全てが漁業者の手づくりによる無添加の自然食品です。

(※2)しらす干し : いわゆる「ちりめんじゃこ」のことですが、それよりも乾きぐあいが若干ゆるくて柔らかいです。浜野水産では、しらすをよく干したものを「おつまみしらす」としても販売してます。